›November 22, 2004

北京ウォーカー

Posted by raildog at 07:08 PM / Category: china , books / 0 Comments

北京ウォーカー
北京WALKER(北京ウォーカー)

【北京に住む日本人向けの情報雑誌!】
幅広いネットワークと豊富でタイムリーな情報をご提供します。
文化・ビジネスイベント、ショッピング、ダイニング、就職、歴史、日本人コミュニティー、ホテルなど最新の豊富な情報を提供します。求人の募集や現地の企業広告は必見です。

(以上転載)

い,いや…いい本だと思うが,いいのかネーミング(゚ロ゚)!
(住んでたら絶対購読してるけど)


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›May 25, 2004

フェルメールとその時代/Vermeer

Posted by raildog at 03:12 AM / Category: books / 0 Comments



アーサー・K.Jr. ウィロッグ他著。
初めて私がフェルメールの作品を観たのは,2000年の春から夏にかけて『大阪市立美術館』で開催された「フェルメールとその時代」展に於いてでした。

いつも世の流れには背を向けているつもりの私でしたが(笑),『真珠の耳飾の女』には理屈抜きで惹きつけられました。
まさに衝撃!帰宅して早速PCの壁紙も『デルフトの眺望』にしてしまいました…(←流されてる)


「君を描こう。」少女は息をのみ、画家を見つめ返した。


映画『真珠の耳飾の少女』については後日ご報告を…

›April 13, 2004

鏡の国のアリス

Posted by raildog at 03:04 AM / Category: books / 0 Comments

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ひとりの青年が銭湯につかっていた。ふと気がつくと、そこはいつの間にか女湯になっていて、追い出された彼が迷い込んだのは、左右が逆になっている”鏡の中の世界”だった…美容整形医の私のところに、性転換手術の相談にきた青年が語る奇妙な体験。すべてがあべこべの世界で彼が遭遇した出来事の数かずは……。

故・広瀬正著。
小学生の時にNHKラジオ「日曜名作座」で森繁久弥氏,加藤道子氏で演じられたのを聴いたのが私と広瀬正作品の出会いでした。
中学一年の時にやっと河出書房新社から出ているハードカヴァーを入手。
(都会でもないのに仕入れてた,今は無き大東市の「エース書房」さんエライ!)

銭湯の中で鏡世界(?)に転移するくだりでは「もしぼくなら…(汗)」と真剣に悩んだものでした。
「サキソフォン」「パリティ」等にはじめて接したのもこの作品でした。

作者「広瀬正」氏は3年連続直木賞候補になったにもかかわらず「SF」というジャンルが災いしたのか,正統な評価を受けたのは没後でした。
「広瀬正とスカイトーンズ」のサックス奏者でもありましたが,最も成功したのはクラシックカー製作の世界だったようで,いまでも英語でGoogleで検索すると,世界的な作家であったことを知ることができます。

›March 14, 2004

タイム・シップ/THE TIME SHIPS

Posted by raildog at 01:02 AM / Category: books / 0 Comments

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(上巻)
1891年、時間航行家はタイム・マシンに乗り、ふたたび未来へ旅立った。タイム・マシンを発明した時間航行家は、最初の時間旅行から帰還したものの、野蛮なモーロック族に拉致されたエロイ族の少女ウィーナを忘れられなかったのだ。彼女を救うべく時間航行家は西暦80万2701年の未来をめざすが…。

(下巻)
タイム・マシンで未来をめざした時間航行家は、最初の旅では見なかった驚くべき光景を目にした。地球の自転が操作され、四季の移り変わりや昼夜の変化までも失われ、さらには太陽にまで手が加えられている。そこは最初の旅で訪れたのとはまったく違う時間線の未来だったのだ!

スティーブン・バクスター(Stephen Baxter)著。
H・G・ウェルズの「タイムマシン」の続編ですが,ファンタジーの要素もあり,独立した物語としても読み応え充分でした。
ポイントは「モーロック」でしょうか?
むしろウェルズの作と関連付けずにお読みになったほうが移入しやすいかも…

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